護廷十三隊の中でも異色を放つ十二番隊。
そして技術開発局。その局に所属しているものももちろん異色を放つ変人ばかりで
でも、その中にも手のかかるかわいい後輩もいるってことよ。
後輩には甘い
「さ〜ん・・・・」
「ど、どうした、リン・・・」
後ろからかかった声にいすを回転させて後ろを向くとリンは俺が着ている白衣を握り締めて泣きながら俺を見上げていた。
「どうしよう〜・・・おかしのクズ鵯州さんのパソコンに零しちゃいました・・・!」
「・・・・・・・・・・・・あ、あのな、お前・・・仕事中は菓子我慢しろって言わなかったか?」
あきれながらかけていたメガネを外し白衣を握り締めるリンの手を解きながら言う。
「だって・・・!」
「だってもクソもあるか!」
このバカチンが!っと言いながらリンの頭にチョップをお見舞いしてリンが菓子クズを落としたという鵯州のパソコンへと足を進めた。
するとそれまで俺のイスの下で泣いていたリンも立ち上がって後ろを泣きながらついてきた。
「だいたいなぁ〜お前注意力が足んない。お前わかってんだろ?ってか知ってんだろ?鵯州お前が菓子食ってんのいっつも注意してんじゃん。」
「はい・・・・・」
「はいはいうな垂れない。」
うっとおしいよ。っと言いながら下に下がったリンの頭を数回ポンポンと撫でて鵯州のパソコンの前に座る。
「・・・・・・・・・・お前今回何食った?」
「お饅頭にみたらし団子とおしるこです」
「食いすぎ」
太るぞ、っと言ってもこいつがいくら食っても太らないのは俺が知っていることで。
「ってのはいいんだけどよ。お前コレみたらし団子のタレにしるこが零れてるよ」
「えぇ!?タレもですか!?」
「気づいてなかったのかよ・・・」
機械類にお前汁物って最悪だぞ。カタカタと動かしてみても接触が悪いのか思うように動かない。
んー・・・っと唸ると後ろでオロオロしていたリンがまた泣き出して『さ〜ん・・・俺鵯州さんに殺される・・・!』っと呟いた。
「・・・・はぁ。大丈夫だっての、だから泣くな。泣き止んで俺の机の上からメガネとセット持って来い。」
「グスンッ・・・・・はい。」
一回ため息をついてリンに言うと目に溜まった涙を白衣の袖で拭いて俺の机まで走っていった。
なんともその後ろ姿がかわいらしくてこの局に入って二人目か?あんなにかわいい後輩は。
うんうん。っと自分でいったことにうなずいていると大きな箱を抱えてリンが戻ってきて苦笑しながらそれを受け取り頭を撫でた。
「ほらほら、コレでも食ってろ。あ、機械がおいてあるところでは食うなよ?」
「はい・・・!」
白衣のポケットから出したお菓子をリンの手に握らせて、
それを見て目を輝かせたリンを見て「かわいいやつ」っと呟いたことは秘密で。
だってあいつかわいいって言われると怒るんだよ。
(最後らへんになって主人公視点はダメだったな・・・っと思ったやつです。)